使っているうちに色の変化が楽しめます 
 
本鞍馬石は京都市鞍馬の山間部の地表下にあるものを掘り出して採取したもので、石質は黒雲母花崗岩で特に酸化鉄の存在により玉葱状剥離が現れ、鉄錆色が全面を覆っているのが特徴とされています。
 掘り出された石の表面は鉄錆色ですが、サビ色にも濃淡がありその風合いに侘び寂があります。土中より掘り出され空気に触れ、また花器として水を用いることにより酸化鉄の酸化が促進され月日を経て濃厚な鉄錆色へと変化いたします。
 鞍馬石一輪挿しを日常お使いいただくことにより、お買い求めいただいた時とは一味違った色合いをお楽しみいただけます。

 写真は掘り出されて一輪挿しに加工した商品です。
赤色・灰色・黒の部分の様に鉄錆色にも濃淡がありますが、月日と共に徐々に色合いが濃いサビ色へと変化してまいります。