織部灯籠


 桃山時代、茶の湯の興隆により、新しく露地が生まれ、夜の茶会の為に露地の明かりとして、古社寺の石灯籠が利用されるようになり、さらには、茶人の好みのものが新しく創作された。
 その代表的なものが織部形石灯籠である。竿の円部に、アルファベットを組み合わせた記号を陰刻し、その下部に立像を浮彫にしている。これを地蔵信仰に似せた隠切支丹の尊像と見て、マリア灯籠とか切支丹灯籠とも言われた。実際に、十字架的な要素を強調し、竿に十文字に閂を入れたものもある。一般的には、桃山時代の茶人、古田織部が創案したものとして、織部灯籠とよばれている。
No T214 T221 T226 T224
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備考 白川石 織部灯籠 白川系太閤石 織部灯籠 白川系太閤石 閂形織部灯籠 宝殿赤龍石 織部灯籠
No T-457 T223 T458
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備考 花崗岩 織部灯籠 北木島錆石 織部灯籠 太閤石 織部灯籠 小型
販売済

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